ワンデーサンクスパス廃止がせどりに与える影響は
今まで幾度となく言ってきた言葉を、言わなくなる時が来るんだな・・・
カゴいっぱいの商品をレジに持って行き、ドンッ!とカウンターに置く。時に特典の有無を確認させてもらいながら、レジを必死に打っている店員にいつ言おうかといつも迷う言葉。
「ワンデーサンクスパス・・・で。」
せどりを始めてからいったい何回、スマホの画面を見せながらこの言葉を言ってきたんだろうか。
今朝ブックオフから、ワンデーサンクスパス廃止のお知らせがメールで届いた。当たり前の一連の流れが、そして商品をリサーチするたびにほぼ“自動的”に行っていた10%オフの計算が、今年の夏に終わる。
別に深い思い入れがあるわけではない。ワンデーサンクスパスの画面が好きなわけでもないし、もはやヤフオクで購入する事さえ可能になっている今、スタンプ獲得のためにチマチマと数字を打ち込むこともない。
ただ、私に限らず、ブックオフで仕入れをしてきたせどらーとしては一つの大きな転換点となるに違いない。年に何百万円も(!)仕入れているわけだから、そのうちの10%オフがなくなることは利潤追求の観点からも無視できないこと、と思うのではないだろうか・・・
目次
ワンデーサンクスパス廃止の影響は小さいと言える3つの理由
こんにちは、びすこです。今回のテーマは「ブックオフのワンデーサンクスパスの廃止」です。
ポイントカードのシステムに変更することが同時に発表されていますが、そんなに期待するものでもないのでは、と見込んでいます。そのポイントカードがどうであれ、ワンデーサンクスパス廃止の影響は、少なくとも中古DVDせどりに関しては小さいと考えています。
1.そもそもセールやワンデー頼みではない
中古DVDせどりにおいて、割引はあまり重要ではありません。もちろん、10%オフのワンデーサンクスパスや30%オフのセールなんかはオイシイと思いますが、それは「利益のカサ増し」であって、割り引かれなくても十分利益が取れます。
割引があればなおオイシイ、というスタンスで行なうのが中古DVDせどりですから、無いからと言って別段困るものでもないわけですね。
2.仕入れが左右されるのは5,000円以上
例えば2,000円の商品であれば、200円分の割引がなくなるわけですね。とすると、
「たった200円が、明暗を分けるのでしょうか??」
ということです。
正直、200円の割引がなくなった程度で仕入れられないなぁ~と感じる商品は、そもそも仕入れないほうがいいです。相場下落や競争によって、200円程度は容易に下がるからです。
逆に、500円や1,000円くらいになると、さすがに大きいかなと感じます。したがって、仕入れ値が5,000円を超えるような商品の場合は、もしかすると今まで仕入れていたものを仕入れられなくなるかもしれません。
とはいえ、それだけ高単価なものを扱うせどらーさんは既に仕入れのスキルが上がっているわけですから、この程度は問題のない範囲であるはずです。
3.利益率の低いせどりが不利
計算してみるとわかるのですが、元の利益率が低ければ低いほど、10%オフが効かないことの影響が大きくなります。
例えば、ワンデーサンクスパス利用時に利益率30%だとすると、ワンデーなしでは24.45%となり、利益率は5.56%のダウンです。一方、ワンデー使いながら利益率20%だった場合、ワンデーなしでは13.33%の利益率となり、6.67%のダウンです。
いわゆる「薄利多売」スタイルでこれまでやってきたせどらーには痛手ですが、中古DVDせどりはそういうビジネスモデルではありません。そうすると、せどらー全体の中ではワンデーサンクスパス廃止のダメージがかなり少ないほうだ、ということができます。
ワンデーサンクスパス廃止への対策
とはいえ何も手を打たなければ、単純に利益率が5~6%下落したまませどりを継続することになります。これは、賢明なやり方ではありませんね。
やはり、収入の柱を複数持っておくことは大切です。せどりの仕入れ経路の確保もそうですし、そもそもせどり以外に収入源を用意していくこともとても有効です。
実際、私のせどり仲間は今はやりの“アレ”で収入増加に成功しました。それについてはまた後日、お伝えしたいと思います。
[deco_bg image=”postit1″ width=”450″]<まとめ>
●ブックオフのワンデーサンクスパス廃止は多少の痛手はあるものの、中古DVDせどりに関しては大きな問題ではない
●しかし、収入の柱を複数持っておくという思考と行動は重要
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タグ:DVDせどり, ブックオフ, ワンデーサンクスパス