薄利多売はせどり戦略としてナシか
せどりで稼ぐために必要なこと、まず第一に挙げられるのは「作業量をこなすこと」ですが、結構頑張っているのになぜか稼げない、と悩んでいることは無いでしょうか。
もしかすると、今回お話しすることが当てはまるかもしれません。
薄利多売はNGではない
『利益300円の商品を100個売る』
『利益3,000円の商品を10個売る』
どちらも、トータルの利益は3万円です。
前者のように少ない利益の物を沢山売ることを薄利多売といいますね。パッと見でどちらが良いかと聞かれれば、後者の高利益の方を選ばれるのではないでしょうか?
確かに100個売るのは面倒くさそうですし、チマチマ稼ぐより利益の大きいものを扱っているほうが何となくカッコイイ印象さえあるかもしれません。
薄利多売が「ダメな戦略だ」的な風潮さえありますが、結論から言うと、薄利多売そのものは決してNGではありません。ちょっと大げさな言い方になりますが、実は薄利多売でやっていくかどうかは最初から決まっています。
薄利多売かどうかは自分で決めるものではない
どういうことかと言いますと、
●多売できるから薄利でいいジャンル
●多売は厳しいので高利益を狙うべきジャンル
というものが存在します。
例えば、ホームセンターなどで大量に仕入れることができる新品商品であれば、薄利でも構いません。新品商品を1個出品するのも、50個出品するのも、大した差はないからです。
ただ、新品は価格競争になりやすいため、どうしても薄利になる傾向があります。利益を数でカバーするイメージですね。
一方、私がメインで稼いでいる中古DVDせどりは、このようにはいきません。
一つ一つコンディションが違うので説明文も異なりますし、商品チェックやクリーニングにも時間がかかるので多売には不向きです。それに、同じ商品を大量に仕入れることが難しいです。
その代わり、1個の利益が3,000円、5,000円、1万円といった商品がそれなりに見つかるので、トータル的に稼げるわけです。
つまり、薄利多売戦略で行くかどうかは自分で決めるものではなく、選択したジャンルによって既に決まっているということなんですね。
中古DVDせどりを選びながら、自分は薄利多売でやる!というのは無謀です。(もちろん、怒涛の出品作業を覚悟しているなら構いませんが。。。)
選定ジャンルに沿った戦略を守る
大切なことは、「自分が取り組んでいるジャンルに沿った戦略とは何か」を考えて、それを守っていくことです。
新品系を行くなら薄利覚悟で多売をすべきだし、中古狙いならいかに利益を確保するかを考えるべきだということです。逆をやろうとすると、苦労の割に稼げません。
もし今、頑張っているのになぜか思うように稼げていない、という場合は、選定ジャンルと戦略のミスマッチが原因かもしれません。
- 実践しているせどりジャンルはどういう戦略で取り組むべきなのか?
- その戦略を自分は意識しながら実践しているか?
今一度、考え直してみてください。『どんな戦略を取るべきなのか分からない!』という場合は一度ご相談くださいね。
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