せどりツールは月額課金型のほうが良い3つの理由

せどりツールの利用料金には、毎月支払う必要のある「月額課金型」と、一度ツールを買ってしまえばずっと使える「買い切り型」の2つの体系があります。

毎月の固定費をなるべく低く抑えたいというのは誰しも思うことですので、「買い切り型」のほうに魅力を感じる人は少なくないです。月額課金型だから導入しない、という人さえいます。

しかし今まで10個以上のツールを購入、比較検討してきた観点からしますと、月額課金型のせどりツールのほうが良いと思えてなりません。その理由を3つ、解説していきますね。(ザックリ数えたら今まで利用した有料せどりツールは13個でした。)

年間ベースの費用計算には意味がない

買い切り型と月額課金型の1年間の使用料を計算して比較するというブログ記事等を時折見かけます。

例えば
・月額課金:初月1万円、月々5,000円⇒年間6万5千円
・買い切り:購入費用2万円のみ
『なので、年間4万円以上の差があります。月額課金型は使えば使うほど損をします。だから私がオススメする買い切り型の●●が良いです!』
という具合です。

計算は当たっていますが、必ずしも『1年間使った場合』という比較の仕方が正しいわけではないんですね。

店頭リサーチツール(例:せどり風神、せど楽チェッカー)のように、せどりをやる限りずっと使うツールの場合は確かに安いに越したことはありません(それでも安けりゃイイというのでもなく。理由は「3」をご参照ください)。

しかし、電脳せどりツールのような「お宝発見系」のツールに関しては、年間比較は意味がありません。
※「お宝発見系」というのは、稼げる商品を探してきてくれるツールのことです。例として、「せどりの翼アルバトロス」デイせど「サヤ取りせどらー最終バージョン」などがあります。

なぜなら、そもそも1年間も使い続けるツールではないからです。自分では発掘できないような商品、誰も扱っていないようなブルーオーシャンのジャンル、それを掘り出すためにツールを使います。

そして、いくつかのオイシイ商品やジャンルを見つけたら、あとは自分で派生させて仕入れの幅を広げていく、という使い方が正しいです。2,3ヶ月も使えば十分です。

ツールを使わないと発見できない奥深くに眠っているお宝なんて簡単に入れ替わるものでもありませんから、まともに1か月も使っていれば大体発掘できる(そのツールで発掘しうる範囲で。)ものです。ある程度使い切ったな、と思ったら解約すればいいんです。

ですから、『このツールを1年間使い続けた場合の計算』自体に意味がありません。1年使う前提ではなく、導入した2,3ヶ月の間にいかに稼げるツールであるのか、という視点が重要です。

あまり言いたくはありませんが(と言いながら書いていますが。笑)年間比較をしている方はこういった「お宝発見系」のツールを使ったことがないのかもしれません。ツールのコンセプトを掴んで、しっかり使いこなせば「年間比較をしよう」という考えすら出てきませんのでね。

ツールの維持にはコストがかかる

一つ目の理由が長くなりました(笑)。残り二つは短めにサクッと行ければと思います。

教材と違ってツールはサーバーの維持・メンテナンス費用が掛かります。アマゾンとかの仕様変更があれば、それに対応しないといけないので、また余計にコストがかかります。

販売者側の視点に立った時、「継続したコスト」がかかるビジネスモデルを真剣にやるのであれば、やはり使用料も「継続して課金していく」ことが健全です。そのスタイルを取っていないツールは果たして大丈夫なのか?という疑問が湧くんですね。

「このツールは買い切り型です!一度払ってしまえば、未来永劫使い続けられます!」といったアピールをしても、そのツール自体が途中でなくなってしまうんじゃないかという懸念です。

新しいせどりツールが発売されると一気に売れていきますから、最初数か月は問題ないでしょう。でも、そのロケットスタートだけで継続するのは相当しんどいはずです。

先日せどりツール販売者の方とお話をさせて頂きましたが、継続課金のスタイルを取っているにもかかわらず費用面が苦しいとおっしゃっていました。ツールの販売はビジネスとしてあまり美味しくない、と。買い切り型ならなおさらでしょうね。

ツールとしてのクオリティの違い

10個以上のツールを使ってみて感じるのは、総じて月額課金型のツールのほうが使い勝手が良いということです。

単なる“体感”ではありません。レスポンスの速さ、サーバーの安定性、仕様変更への対応、バックエンドの有無(笑)、などなどです。

例えば、店頭リサーチツールの「セドリーム」という買い切り型と「せど楽チェッカー」で比較してみますと、検索結果が返ってくるまでのスピードが明らかに違います。ボタンを押すたびに3~5秒ほど違います。いちいち待たされるイライラ感、トータルすると15分も20分も発生する「待たされている感」など、数字上では把握できないデメリットが潜んでいます。

こういうことは、実際に使ってみないとわからないんです。販売ページのスペックだけを見て、「できることは何か」だけで比較するとどれも同じようなツールに思えてしまいます。

『だったら安いほうがイイでしょう!?』という理論ですが、安かろう悪かろうではかえって損をしますよね。

まとめ。使っている人から話を聞こう

結論としまして、ツールに関しては「実際に使った人の意見を聞く」ようにしてくださいね。

私も「13個使ってきました!」と冒頭でエラそうに豪語していましたが、使ったことのないツールもまだまだたくさんあります。それらについては語る資格がないと思っています。もちろん販売ページを見ただけでNGとわかるものであれば評価はできますが、微妙な使用感の差、販売者の対応などは試してみないと何とも言えませんからね。

なお、私がオススメできる「お宝発見系」のツールは次の二つですが、どちらも月額課金型でした。どちらもレスポンスが早いし、販売者の対応も良いですし、何より私が実際にお宝商品を発見して稼がせてもらいましたので。

せどりの翼アルバトロス

デイせど

 

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