せどりのジャンルを拡大しないことの危険性

前回は、せどりを取り巻く環境がこの1,2週間でも変化してきているので、その対策として【ジャンル拡大】を提案させていただきました。

せどりの環境が変わる中で行なうべき対策法

取り扱うジャンルを増やせば増やすほど商品知識がつき、どこからでも仕入れるようになる、ということでしたね。

一口にジャンルといっても、

  • 邦画⇒アニメ
  • 中古⇒新品
  • ブックオフ⇒ホームセンター
  • 店舗仕入れ⇒電脳仕入れ

など、あらゆる切り口で拡大することができます。

※このリストは、カンタンな順に上から並んでいます。なるべく環境や手法が変化しないほうが、取り組みやすいですね。

ジャンル拡大をしないとどうなるか

ジャンル拡大は全せどらーに必須の命題で、結論から言いますと、このまま何もしないで放っておくと先細りになります。

ブックオフのワンデーサンクスパス廃止やヤマト運輸のクロネコメール便廃止のニュースを受けて、これでライバルが減るから競争が緩くなるという見方もあるのですが、私は逆の立場を取っています。つまり、むしろ今後競争は厳しくなるのではないかと考えています。

今回の「各種廃止」は、薄利多売スタイルのせどりを締め出します。特に、ただでさえ稼ぐのが厳しくなっている本せどりの方にとってメール便が使えなくなるのは片手をもぎ取られるようなものです。

確かにそれでせどりを辞める人も一定数いることでしょう。しかし、それは私のようなDVDせどらーには全く影響のないことです。活動している土俵が違うので、単純にライバルが「減った」ということにはなりません。

じゃあ生き残ったかつての薄利多売せどらーたちはどうするか、というと答えは明白です。高利益のジャンルに参入してきます。

これを機に海外を見据える方もいるでしょうし、ちょっとは利益が取れそうな新品の転売、またCDやゲームに進む人もいるでしょうし、中古DVDせどりももちろん対象となります。

ライバルが増えるならせどりは辞めるべきか

「じゃあライバルが増えちゃうなら、せどりは辞めたほうがいいの!?」

と感じられたかもしれませんね。

・・・もし仮に、そういう風に私が誘導して、ライバルを減らそうとしていたらどうですか?辞めますか??

すみません、ふざけました。もちろんそういう目的で書いたのではなくてですね、大事なのはココからの話です。

こういった一時的なライバルの増加は常に予測しておくべきです。今回の諸々のニュースでもそうですし、テレビとかビジネス雑誌でせどりが取り上げられたりすれば「にわかせどらー」が増えてくることでしょう。

そして、ライバル増加のあおりを受けて一定数が脱落し、またやがて何らかのタイミングで増えてきます。そうやってせどらーも増減を繰り返すんです。

ライバルがいなくて稼ぎやすいというのは確かに楽なのですが、そういう状態はキープできません。いつか、誰かに発見されてライバルが増えてきます。なので、いわゆるブルーオーシャンは狙うべきではありません。

ということは、私たちがすべきなのは世の中の動きに左右されない、本当のチカラをいつかのタイミングで身に着けるということです。せどりで稼ごうと思うなら、全員がそのことにいつか取り組まねばなりません。

ライバル増加にビクともしない土台を作るには

といっても大げさな話ではありません。前述の通りライバルは増えては減り、減っては増えを繰り返すので、ライバルの増減という「小さい波」が押し寄せてもびくともしない、強固な土台を作ってしまうことです。

これこそ、ジャンルの拡大で解決できることです。自分が扱うジャンルのうち1つに「ライバルが増えてきたな~」と感じたら、他のジャンルに注力すればいいからです。

私たちが一時的な新規参入者に勝つには、扱うジャンルを増やしてあらゆる切り口で仕入れられるスキルを付けることです。これをしておけば、大したことはありません。

逆に、こういったジャンル拡大に取り組まないと、「新規参入者の波が思ったより高かった!」となって、脱落組に自分も入ってしまう可能性が非常に高くなります。

今のせどりにプラスワン、自分を広げてみましょう。

びすこ

 

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